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ジョンロブの魅力

最近よく履く靴を整理してみたところ、すべてジョンロブになってしまった。
エドワードグリーンで唯一履いているチェルシーは雨の日にたまに履く程度。

写真の靴のラストは7000、8000、1105、8695、4395と区々だが一番フィットするのは7000ラスト。
そのため、この中でもフィリップⅡとシティⅡの出番が多くなっている。

この8足は一番古いのが17年で、最も新しいものでも11年経っているが、古さや傷みを感じさせないところにジョンロブの魅力がある。

ジョンロブの魅力_b0017044_17014525.jpg



# by ginza-tokyo | 2023-10-29 17:16 | Shoes 靴 | Comments(0)

靴の格言は正しいのか

イギリスの格言に「私は安い靴を買うほど裕福ではない」というものがあるが、
「高級靴を買うのは得なのか」ということを自身の靴コレクションをもとに検証してみた。

これまでに購入した靴の総額は35足254万円
内訳はジョンロブ168万円、エドワードグリーン35万円、ロイドフットウェア17万円など。

これまでに手放した靴の購入額は125万円で、差し引くと現在所有している靴の購入総額は15足129万円
内訳はジョンロブ106万円、エドワードグリーン18万円など。
なお、売却価格は99万円なので26万円の赤字で、これとは別に修理費用10万円かかっている。

仮にこの15足を売却した場合、160万円ほどの利益が期待できるため、
所有靴の購入額129万円に売却損26万円と修理費用10万円を加えた合計165万円を若干下回る程度。

購入総額 129万円
修理費用  10万円
売却損   26万円
合計   165万円  ⇔ 売却予想額 160万円

結論として、高級靴を買っても(ほぼ)損はしないということが分かった。
しかし、私は英国靴とフランス靴の大半を海外で購入しているのだが、日本国内で購入するとこの計算は成り立たないと思う。
なぜなら、これまでに購入した35足254万円を日本国内で購入すると643万円になるからだ。

# by ginza-tokyo | 2022-09-03 22:39 | Shoes 靴 | Comments(0)

14年目のジョンロブ ソーントン

14年目のジョンロブ ソーントン_b0017044_00525144.jpg
これは2009年に個人輸入で購入したジョンロブのソーントンで今年で14年目になる。
購入してから晴れの日のみ週1回履いているが、現在の状態はこちら。


トゥ
14年目のジョンロブ ソーントン_b0017044_00532441.jpg
14年目とは思えないくらい状態はよく、パーフォレーションの崩れもない。
普段はトゥのみ純正ワックスを塗るが、写真は塗布前の状態。


アッパー
14年目のジョンロブ ソーントン_b0017044_01013128.jpg
皺の入り方もとても自然で、14年履いているとは思えない状態。
ただ、同じクラシックラインのシティⅡの革質と比べると、シティⅡに軍配が上がる印象だ。


ステッチ
14年目のジョンロブ ソーントン_b0017044_01022780.jpg
ステッチのほつれは全くない。
靴ひももよれることなく購入時のままだ。


ヒールカップ

14年目のジョンロブ ソーントン_b0017044_01021108.jpg
履いているときに靴同士がぶつかって黒染みがついてしまっているが、亀裂などは全くない。

つくづくジョンロブの靴の品質の良さには感心させられる。
10年以上履いている靴が10足ほどあり、一番長いものは17年になるが、全く劣化を感じさせない。
そう簡単に手を出せない値段になってしまっているのが、悩ましいところだ。


2009年当時のジョンロブ ソーントンの購入価格は以下(1ポンド=152.16円)

靴本体    570ポンド(約86,700円)
シューツリー  70ポンド(約10,600円)
VAT    -84ポンド(約12,700円)
合計     556ポンド(約84,600円)

廃盤前の国内価格が靴本体のみで191,000円だったことを考えると、当時はずいぶんお得に購入できた。
もうこんないい時代は巡ってこないだろう。


# by ginza-tokyo | 2022-07-23 01:26 | Shoes 靴 | Comments(0)

14年目のジョンロブ シティⅡ & 13年目のエドワードグリーン チェルシー

14年目のジョンロブ シティⅡ & 13年目のエドワードグリーン チェルシー_b0017044_21285744.jpg
ジョンロブのシティⅡとエドワードグリーンのチェルシーを磨いた。
写真の左側がダークブラウン・ミュージアムカーフのシティⅡで右側がダークオークアンティークのチェルシー
シティⅡは2008年にパリで、チェルシーは2009年に個人輸入で購入したもの。

それぞれの状態を見てみることにする。

トゥ
14年目のジョンロブ シティⅡ & 13年目のエドワードグリーン チェルシー_b0017044_21373736.jpg
こちらはシティⅡ
14年目とは思えないくらいきれいな状態で革の劣化は感じられない。
シティⅡ、チェルシーともにジョンロブの純正ワックスを使用している。

14年目のジョンロブ シティⅡ & 13年目のエドワードグリーン チェルシー_b0017044_21414315.jpg
こちらはチェルシー
トゥについては13年目とは思えないくらいきれいな状態でアンティークの風合いも健在

アッパー
14年目のジョンロブ シティⅡ & 13年目のエドワードグリーン チェルシー_b0017044_21455590.jpg
こちらはシティⅡ
自然な履き皺がついているが、革の亀裂は全くない。
晴れの日のみの着用で、週1回のローテーションを守っているが、14年目でこのクオリティには脱帽する


14年目のジョンロブ シティⅡ & 13年目のエドワードグリーン チェルシー_b0017044_21484018.jpg
こちらはチェルシー
残念なことに亀裂が入っている。
この亀裂は9年目にすでにできていた。
こちらは小雨や路面がぬれている日もたまに履いているが、週1回のローテーションは守っている。
履くシチュエーションがジョンロブとは異なるとはいえ、クオリティはジョンロブに軍配が上がる。


参考までに購入価格は以下(VAT控除後、シューツリー込み)
ジョンロブ シティⅡ      828ユーロ(約135,000円)
エドワードグリーン チェルシー 526ポンド(約 78,000円)



# by ginza-tokyo | 2021-02-15 22:08 | Shoes 靴 | Comments(1)


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